
まずは今回の工事費用の御見積書をご覧ください。
実際にお客様とご契約させていただいた実績価格となります。

工事の手順に関しては以下でご確認ください。
先日工事させていただいた火災受信機バッテリーの交換工事についてご紹介いたします。
消防設備のほとんどのものは、形こそ違いますが、停電時等に設備が最低限動作できる非常用の電源(蓄電池)を保有しています。
当然ながら設備の性質上なくてはならないものといえます。
設備によって規定されている条件は異なりますが、この自動火災報知設備の蓄電池は「有効に10分間作動できる容量以上であること」とされています。
今回は製造を10年以上経過したことにより交換のご依頼を承りました。
旧品を撤去しそれぞれ並べています。(上が新品で下が旧品)
新品を受信機に設置して交換終了です。

火災受信機には予備電源として、「密閉形ニッケル・カドミウム蓄電池」が採用されているのが一般的です。
主な理由としては、火災感知や非常ベルによる警報等、火災時に多くの連動動作を同時に処理する必要がある為、大電流放電が可能なこの密閉形ニッケル・カドミウム蓄電地が使用されています。
また、法令で「〇〇年以上経過したら交換しなければならない」という規定はありませんが、㈳日本火災報知機工業会では、密閉形ニッケル・カドミウム蓄電池の交換推奨年数を5年と定めています。
経過年数とともに寿命が短くなる特性がありますので、自動火災報知設備を適正な状態に保つためには定期交換されることを推奨いたします。
気になることやご不明な点がある場合はお気軽にご相談ください。
以上、火災受信機バッテリーの交換工事についてご紹介いたしました。
最後までご拝読いただきありがとうございました。